なますて!
やっぱり絶景は好きなぺこ(@sekaigurashi)です。
今回はティルチを訪れたら絶対訪れたい場所についてレポートします。
そこはティルチの街を高い場所から眺められる絶景スポットです!
私は夜に夜景を眺めに行ってみましたよ。
いざ。
ティルチの中心、ロック・フォートに行こう
ロック・フォートってどんなところ?
フォート(Fort)= 城砦。
今は寺院として使われていますが、17世紀に王様(ヤーナカ)によって要塞化されたものでした。ティルチラパッリは大きな街ですが、北の旧市街はロック・フォートを中心として広がっています。
地図を見るとロック・フォートから南にまっすぐ道が伸びているのがわかりますね。そして大きな道路(もとは要塞だった?)に囲まれています。
一部、要塞らしき建築物が残っている場所がありました。

ロック・フォートを中心に北の旧市街が門前町として広がっているのがわかりますね。
ロック・フォートへの行き方
Tiruchirappalli Central Bus Standからロックフォートへ向かうには、市内への路線バスが出ているバスターミナルの外側からNo.1のバスに乗ってください。
乗車位置はこのあたり。
No.1は比較的すぐ来る路線ですが、他の番号のバスにもロックフォート近くに行くバスがあったと思うので、もしNo.1のバスが来なかったらこのあたりにある路線バスの案内カウンターでロックフォートに行くバスを尋ねれば教えてくれます。

2017年7月現在、残念なことにティルチではGoogleMapでバスの検索ができないので、ここで聞くのが一番です。
No.1のバスはロックフォート西の大通りを進みます。大きなキリスト教会が見えてきたら下車してください。地図上だとこのあたり。
料金は4Rsほどだったと思います。
日中なら降りたらすぐロックフォートが見えるんじゃないかとと思います。
岩を潜り抜けた先にある寺院と絶景
ロックフォートの入口とチケット
メイン・ガード・ゲートを抜けまっすぐ歩くと、左手にロックフォートの入口が見えてきます。

この先で靴を脱ぎ、脇の方に置いておきます。進むとすぐにもう1つ目の建物のなかです。

壁に横三本の線が描かれています。この寺院はシヴァ派のようですね。
インドでは額に描かれたマークで宗派がわかります。

この階段を抜けるとそこには象さんが!

象はハンピみたいな芸は仕込まれてないみたいでした。
ただ可愛い。
額にはやはりシヴァのマークが描かれています。

チップを支払うと触らせてくれますよ。
この象のすぐ先にチケット売り場があります。ここのスタッフがすごく気さくでフレンドリーでした。

もう日が暮れていたので、「まだ入れますか」と聞くと、「入れる入れる!!さあさあチケットね。これこれ」と言ってチケットを渡してくれました。カメラも大丈夫か聞くと、大丈夫だという。
料金はカメラ持ち込み料込みで20Rs。それ以外に入場料を払った記憶がないです。でも歩き方には入場料が別途3Rsになってますね。

岩内部の階段が思ったより長い
チケット代を支払うとその奥にはすぐに長い階段があります。
岩の中をくり抜いて作られています。ひんやりとした岩内部は、洞窟を歩いているような気がしてちょっとドキドキしました。怪しげな雰囲気というか、この先に何かあるかわからないというか・・・。

この岩内の階段の途中にはお土産屋さんや岩内の寺院などがありました。その途中にあった小さな寺院(祠?)を覗くと、中にいた僧侶らしきおじさんに手招きされました。でもその薄暗い中に入っていく気になれなくて、またもう日が暮れてしまってなるべく早く帰りたいという思いがあって、頭を下げて遠慮しました。
さらに岩内を進むと突き当りに出ます。

ここを左に進むとターユマーナスワーミ寺院ですが、そこには僧侶が1人立っていて、ヒンドゥー教徒以外は入れませんでした。
その人に許可を得て入口から写真だけ撮らせてもらいました。

ここを右に曲がると、岩の外にでます。
外にでると街が一望できる

この外に出たところにちょっとした売店がありました。
また奥には景色を見ながらくつろぐ空間も少しありました。インド家族が涼んでくつろいでいました。
ここからさらに階段を登ると、頂上にあるのがウチプラヤール寺院です。

この階段がなかなか斜めになっていて、登りにくい。最後の方、かなり怖かったです。
階段の途中で後ろを振り返ってみると、ティルチの夜景が広がっていました。


私にもっとカメラスキルがあれば、もうちょっと良い写真が撮れたと思うのですが・・・
岩山の頂きにある小さな寺院に入ろう
岩内の突き当り左手にあったこのロックフォートで一番大きな寺院、ターユマーナスワーミ寺院には入れませんでしたが、この山の頂にある小さな寺院ならヒンドゥー教徒でなくても入ることができ、なおかつ列に並べば僧侶から聖灰をもらうことができます。
ヒンドゥーの方々はその灰を額につけていました。私もちゃっかり列に並んで灰をもらったんですが、ちょっと額につけたあとに残った灰の対処に困りました。すみません・・・。
頂上からの景色は、より高いところのため町がよりよく見えます。

寺院内部を一周回って街の反対側も見渡せる建物の作りになっていました。
改めて、ティルチって大きな街だなと感じました。もちろん、大都会の夜景のような華々しさはなかったですが、十分綺麗な景色でした。
階段を下りると何かが始まっていた
これ、なんの儀式ですか?
来た道を戻り、岩の階段を歩いていると、ちょうどチケットをかった辺りから人のどよめきと何かの音楽、太鼓の音が聞こえてきました。
何だろうと心惹かれながら階段を降りると見えてきたのは、大きな神輿でした。人が集まって、すごい熱気です。

その後すぐ、大きな掛け声があって、太鼓の音とともにたくさんの人が神輿を担ぎだしました。

そして、神輿が動き出します。

この神輿がどれくらい特別なものなのかわかりませんが、熱心に祈っている人がたくさんいました。

途中にある道に出ると、もう1つ小さな神輿がありました。

私はもちろんヒンドゥー教徒になりたいわけではないですが、その信仰の熱に触れて、純粋に人々の信仰ってすごいな、興味深い・面白いなと思いました。
このすぐ脇にはすごく小さな祠があって、そこにいた僧侶が写真を撮ってくれと言ってくる。私としては逆に有難いくらいです。

ありがとうございました。
さて、ティルチラパッリの中心ともいえるロックフォート、いかがだったでしょうか?
岩内部を通って頂上にある寺院に行くなんて、結構面白い体験なんじゃないでしょうか?また、頂上では、昼も夜もティルチの風景が楽しめます。
南インドにお越しの際は、是非ティルチへ!