なますて!
ぺこ(@sekaigurashi)です。
インドの主要宗教であるヒンドゥー教の祝日がいくつあるのか、、、、ご存知の方いらっしゃいますか?
私はバンガロールにいた時にヒンドゥー寺院がお祭り騒ぎだったので、何事かと思って学校の先生に今日は何かの祝日かと尋ねたところ、ヒンドゥー教の祝日はありすぎてわからないと言われました・・・。
先生はムスリムだったので、同じインド人とはいえ詳しくは知らなかったようです。
さて、今回も私は何の儀式かはわからないのですが、何かのお祭りに遭遇したのでそのもようをお送りします!
どなたかなんのお祭りなのかご存知の方いたら教えてください!
チェンナイのヒンドゥー寺院であるパルタサラティー寺院へ
パルタサラティー寺院はマリーナビーチからほど近くにあります。
Google Mapでみると徒歩15分。生活感溢れる小さな路地を抜けるので散策気分で楽しいです。
私がこの道中で見たものたちをご紹介。
線路際にスラムができるのはバンコクと同じようです。布の隙間から料理をしている姿が見えました。
バンガロールの線路際も汚いことが多かったです。
バンガロールによくいた牛とは明らかに種類が異なります。
こちらの牛はバンガロールによくいた牛と同じ種でしょうか?
途中市場もあったのですが、写真撮り忘れましたね。ちょっと焦っていたようです。
というのも普段あまり道を間違えない方なんですが、この時は間違えて進んでいたようでした。
少し人に聞きつつ、市場のほうに戻り、道を曲がります。するとすぐそこがパルタサラティー寺院とのことでした。
パルタサラティー寺院でばったり何かのお祭りに出会う
もうすぐそこがパルタサラティー寺院だったのですが、何やら様子がおかしい。
人だかりができている。
気にしつつもさらに寺院の方へ進むと、
寺院の前に上半身裸のおじさん軍団が・・・!!!!
え?全員僧侶ってことないですよね?
どの方も額にはヴィシュヌ信仰の証と思われるマークを描いています。
こんなマークです。
というのも、このパルタサラティー寺院はヴィシュヌの化身であるクリシュナを祀る寺院のようです。
宗派によって少しずつ額のマークは違ってくるようですね。
このマークは南でよく見られるというテンガライ派でしょうか?
シヴァ系だと横線になるので、ヴィシュヌ派かシヴァ派かの違いはわかりやすいのですが・・・。
ヒンドゥーに詳しくないため、このあたりのこともよくわかっておらず・・・。
インドの宗教についてももっと詳しくわかるようになりたいです。
何事かと思い、道の端で事態を伺っていると、民家からも見物人がでてきていて、そこの住人が靴を脱ぐよう教えてくれる。
まだ寺院まですこし距離があったのでここで靴を脱ぐのも・・・と思ったが、この家の軒下に置いておいて良いと仰るので有難く置かせてもらいました。
額にヴィシュヌのマークをつけたおじさまたちは、どこかへぞろぞろ行進していきます。
その後には頭に金の帽子みたいなのを被せてくれる僧侶と思われる人が登場。
何かご利益があるのでしょう、たくさんの方がやってもらっておりました。
私もちょっとやってみてもらいたかったのですが、ヒンドゥー教徒ではないので興味本位でやってもらうのは避けました。
そしてしばらくすると、神輿が登場。
わー!すごい!
インドにも神輿があるんですねー!!
最初は写真撮っていいのかわからなくて遠巻きで撮っていたのですが、インド人は超近くで撮っていたので私も便乗。
注意されることもなく、どことなくウェルカムな感じでした。
この神輿にはどなたが乗っているのか?
近くの女性に聞いたんですがわからないと言われました。インド人でもそうなのだから、私にわかるはずがありません。
神様のお人形でしょうか?クリシュナ?
だれか人が乗っているかと思ったのですが、違いました。
それにしても神輿担いでるとかっこいいなー。
思う存分写真を撮った私は、少し騒ぎが収まったころを見計らって、お目当ての寺院に足を踏み入れました。
クリシュナを祀るパルタサラティー寺院に入ると
この塔門から中に入ります。
このパルタサラティ寺院は入場料無料なので特にチケットを買ったりする必要はありません。
地元の人は、靴はこの塔門の脇に置いているようでした。私は先に民家の軒先で預かってもらっているので、この時は既に靴はいてません。
塔門の上部と門の脇にもヴィシュヌのマークが描かれていますね。
このマークはこの寺院のあちこちにありました。
しかし寺院の中は基本的に写真NGみたいで、これといって写真を取れず。
私は南インドの寺院に入るのはこれで2度目。1度目はハンピのヴィルーパークシャー寺院でした。ハンピの寺院もたくさんの人が訪れる生きた寺院でしたが、このパルタサラティー寺院はより生命力を感じました。
大きな街の中で地元の人が熱く信仰しているその熱気を肌で感じました。
寺院の中のいろんなところで人々が熱心にお祈りをしています。
寺院を通り過ぎると、反対側に出ました。
そこには柱が続いていて、脇にはおばあさんがたくさん座っています。
前を通り過ぎると口々にお金を要求されました。まったく払っていませんが、神聖な祈りを見たあとだと少し落ち込みます。
寺院をはさんで反対側の道に出たものの、こちらに靴はないのでまた寺院に入って元の道の方へ戻りました。
道に次々と描かれるコーラム
寺院を出ると、まだあのお祭りは続いていました。
地元の人が熱心に祈るため、あまり行進が進まないのでしょう。
先ほど見た神輿が見えます。
交代制で担いでるみたいですね。
神輿を通り越しました。
するとその先では、地元の人がこの神輿が来るのを道を開けて待っています。
そしてその道には、次々とコーラムが描かれていました。
コーラムは、魔除けとして、また人や動物や神を祀って家庭の幸福を願うために、ヒンドゥー教徒のインドの家の前に毎朝描かれる模様です。
この時は夜でしたが、神様を歓迎する意味で描いているのでしょうか。
道の先へ先へとどんどん描かれていきます。
期せずして、人々の信仰の現場に遭遇しました。
また1つインドの文化に触れることができたようなきがしました。