なますて!
5月がもう終わりそうなことに戦々恐々としているぺこ(@sekaigurashi)です。
今回は南インドのお土産シリーズの第2弾!
ハンピのお土産についてです。
民族好き・手芸好きの方におすすめしたい!
ハンピでは近くの村の民族伝統の品々が売られています。
「ひえ~これ手作業?おばあちゃんすごい~!!」
と言いながら、ゲストハウスで知り合ったクリエイティブでおしゃれな姉さんと眺めて回りました。面白かったです。
ハンピ村では時々こんなおばあちゃんがいます。
「なんてすてきなファッションセンスなの??!!」
となるか、
「うっわー。すごいなこのファッション・・・」 となるかは個人差があると思いますが、
私の場合、
「この独特の色づかい・・・素敵すぎる!!」
となりました。
実はハンピに来る際、こんな独特な色使いと豪華な衣装、そして顔回りの髪毛の触覚(?)の部分に銀のアクセサリーをつけたファッションのおばさまを、バンガロールのマジェスティックバスターナルで見かけていました。
明らかにわかる、”この人違う民族だ”感。
その時既に私はその方に興味津々でしたが、時間帯がバスを待っている深夜だったのと、なにかトラブルがあったのか家族で揉めている雰囲気だったので、そっと見つめるだけで終わりました。
ちなみにその衣装と髪型だったのは、お母さんと思われる妙齢の女性だけで、娘と思しき若い女性は一般的なインド人女性の恰好をしていました。
そのため、ハンピではじめてこの恰好の女性に出会ったときは、びっくり!
とてもうれしかったです。
でもって、上の写真で注目してほしいのは、おばあちゃんの恰好だけじゃなく、おばあちゃんが今まさに手仕事をしていること!!
いままさに手仕事で作られている現場が見れて感激しました。
村のところどころにこのカラフルな色使いと、小さな鏡をあしらった布製品を売るお店があるのですが、川沿いのあるお店を覗くとこんな本を見せてくれました。
どうやらこの独特な衣装を身にまとった方々、バンジャラ族という方々のようです。
帰ってきてから調べたら、まさかのAmazonにある本だった。
Charllotte Kwon,Tim McLaughlin Thames & Hudson 2016-03-14
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このバンジャラ族とはいったいどんな民族なのか?Wikipediaで調べてみました。
英語Wikipediaに説明があったので引用します。
The Banjara (also called Gor, Lambadi, and Gormati) are a community usually described as nomadic people from the northwestern belt of the Indian subcontinent (from Afghanistan to the state of Rajasthan) now spread out all over India.
訳すとこんな感じでしょうか。
バンジャラ族は一般的にアフガニスタンからラジャスタン州にかけてのインド北西部から来た遊牧民と評されるコミュニティーである。現在ではインド全域に分散している。
ラジャスタンの方から来た方々だったのですね。
確かにラジャスタンの方でもミラーワークの品を見たような?インド民族史、興味深いですね。
そしてなんとこのお店の店主のおじちゃんの奥さんがこのページに登場しているという。
ほうほうほう。この人ねー!すごいねー!
と、おじちゃんに相槌うちつつ、この本に出てくる人たちに興味津々!!
するとその店主、このお店の商品を買ってくれるなら自分の村に連れてってくれると仰るじゃないですか。
・・・まじですか!!
めっちゃ行きたいです!!
と、2人して目をキラキラさせて挙手。
しかし結果的に私たち、冒険とマクラメに時間を費やしすぎてこの村に行く機会を逃しました~~!!
くそ~あと1日ハンピに滞在すれば、行けたかもしれない・・・。
貴重な機会を逃しましたね。
次ハンピ行くときは留学中でなく放浪中に行って、思う存分村巡りも決行したいな~
そのバンジャラ族の手工芸品ってどんなものが売っているの?
さて、気になる手工芸品ですが、こんなものが売っております。
可愛い!!!!! 可愛いですよね?
布です!
色んなカタチ、大きさの布です。1つ1つデザインが違います!
それからバック、小物入れ、紐、アンクレット等。
ここで私が購入したものをご紹介!!
じゃーん!!
いや、今回の渡印ではいかに荷物を少なくするかという戦いがあって、あまり買い物はしないようにしていたのですが、ここでは我慢できずに購入。
まずこれはアンクレットです。
インド女性は結構アンクレットつけている人多いです。おしゃれですよね~!
銀色のものをつけていることが多いですが、ハンピではこういった布製のアンクレットがたくさん売っていました。
デザインも鈴のついているものから、コインがついているもの、貝がついているもの、何もついていないものなど様々でした。
民族好きな女子にはお土産にも手軽でいいかもしれません。
不格好な糸のステッチがまたかわいい。
着けて歩くとシャランシャランと鈴が鳴ります。
次はこのこ。
これは小さな小物入れ。コインケースみたいな大きさです。
ステッチがいっぱいついてて可愛いです。
そしてこの絶妙な色落ち感。くたくた感。
それから、布のテープというかベルトなのか?
長細い布がたくさん売ってます。
私はこの細いのを1つ買いました。
このサイズだとカメラのストラップにしたら可愛いかと思いまして!
それから太めの布の帯のようなものを1つ。
衝撃的な全面刺繍です。これを作るのに一体どれほどの時間を費やしたのか。
これでポーチ作りたいんですが、裁断したら刺繍が崩れてしまいそう。
むむむ。悩みますね。
お値段は、例によって確かな額を忘れてしまいました。
いやはや、人の記憶とは儚いものですね・・・。
なんて感傷に浸っていないで、次からはもっと記録を徹底いたします!
たしか全部で500Rsくらいだったかな?????もっとしたかな????
刺繍とか手仕事だと思うとなかなか値切れないよね。いや値切ったけどさ。(値切ったんかい)
と、こんな具合で、思わぬ形でバンジャラ族の民族手工芸品に触れたのでした!
ハンピのお越しの際は是非皆さんも独特の色使いとステッチ、そしてミラーワークの輝きを楽しんでください。
それでは!