なますて!
初夏の風が気持ちいと感じる今日この頃のぺこ(@sekaigurashi)です。
今回は前回の川渡りの続きで、対岸での大冒険のお話です。
本当は1つの記事にするつもりだったんですが、超絶長くなりそうだったのでやめました。
適度な長さって大事ですよね?
前回の模様はこちら
対岸の村からいざ冒険へ出発!
対岸の村に着いた私たち。
ハンピ村よりさらにゆったりしているかもしれません。
滞在時間に余裕があったらこちらでも何泊かするのも良さそう。
こちらには同じゲストハウスに止まっていた女子と2人で来ていたのですが、
ちょうどごはん食べているところに昨日お会いした日本人美女が登場。
目出度く3人で行動することになりました!
私たちの相棒は、こちら。
そうチャリ。
本当はバイクでぶーんと楽に行きたかったのですが、なにぶん、バイクに乗ったことがなく・・・。
(インドではそれでも乗れると思いますが)チキンな私たちはレンタサイクルを探したのでした。
私たちが借りたお店(?)はこの写真の畑の脇の道にありました。
普通に自転車がいくつか並べられているだけという店構えですので、うっかり通り過ぎてしまわないようにご注意ください!
これがいくらだったかよく覚えていなくて・・・・。
たしか200Rs/1日くらいだったと思うんです。
しかし、この日のことをゲストハウスで話していたら日本人男子数名が翌日同じように対岸を冒険したらしいのですが、その時は、原付バイクとこのオンボロ自転車が同じ値段なんておかしいと交渉し、
150か100かに値下げしてもらっていました。
すばらしい交渉術ですね。
ということで、値切れるらしいのでぜひ頑張ってみてください。
目指すべきは、ハヌマーン寺院
さて、どこに行こうか。
もちろんこちら側に来たのは3人ともはじめて。
とりあえず、唯一調べていたアンジャナ・マーター寺院(ハヌマーン寺院)へいくことになりました。
そのハヌマーン寺院ですが、
なかなかの距離があります。
徒歩55分とのことですが、歩いたら1時間半くらいかかる気がします。
何しろ道がでこぼこだったり、坂があったりと平坦ではなかったので・・・。
炎天下の中、永遠と自転車をこぎます。
それはもう、あつくてあつくて。
でもあまり車の通らない田舎道を思いっきり自転車を漕ぐの気持ちーい!!
分かれ道に来るたびに、
「バイヤー!(おじちゃーん!)ハヌマーンテンプルどっちー?」
と尋ねつつ、無事、お目当ての場所につきました!
30分以上自転車こいだかと。
随分長く感じましたが、さすがに1時間はいってないかなー。
見えてきたハヌマーン寺院。
畑を割いて平地にしたような駐輪場にチャリをとめ、いざハヌマーンテンプルへ!
このハヌマーンテンプルは、丘の頂上にある寺院。
その頂上まで575段の階段を登る必要があります。
この時ちょうど午後1時過ぎ。
1日で1番熱い時間帯です。
その結果、マータンガ丘とは違う辛さですが、この階段も超絶辛かったです。
何しろ、日陰が全然ない。
300段目を過ぎたあたりで一回、木の陰があるくらい。そのあとは岩陰があって、少し楽になるんですが、前半のきつさと言ったら・・・。
お水はぜったい買ってから登ってください。
頂上に近づくにつれ、景色も壮大になっていきます。
やっと着いた頂上は、思っていたよりもかなり広い!
360度、見渡す限り岩の大地という感じです。
ちょっとサボテンの陰で休憩。
お寺らしき建物はこんな感じ。
あまりそれっぽくない建物でしたが、なかからお経みたいなの聞こえたので、一応寺院ですね。
それから寺院の近くで見かける、お願い事の木(?)もありました。
麓から水を引いているらしく、フリーウォーターもありました。
(今回友人に止められて試飲してません)
その後、また炎天下の元階段を永遠と下り、無事麓にたどり着いた私たちは、麓の入口にある小さなお店の軒下で、椅子を借りて休憩。
涼しくていい休憩場所でした。
次なる目的地へ
英気を養った私たちは、その後もう一つ近くのお寺を目指してみることに。
それはこのラクシュミテンプル。
台形の湖があるといって向かったが、あったのはタンク。
それからお寺というのはこれ。
中には入りませんでした。
この寺院には近隣の住人たちなのか、小さなミニバンで大量のインド人が観光に来ていました。
とてもフレンドリーでした。
みんな女性で、素敵な衣装を着ていた。
なんかおめでたい日なのでしょうか?
このお寺の先にもドゥルガー寺院、そしてハンピと同じく世界遺産に登録されているアネグンディという村がありますが、今回はここで断念。
来た道を引き返します。
3人で爆走した帰り道。
田舎道のサイクリングは熱くて死にそうですが、なかなか爽快です。
ただ、唯一帽子をかぶっていなかった私は、この日顔が一気に日焼けしました。
帰り道はすでに頬がひりひりして、焼けているのがよくわかりました。
帰りも石を辿って川を渡ります。
こどもたがくさん水浴びしていて、気持ちよさそうでした。
恐ろしいことに、この日3人それぞれこの探検中に2リットルの水を飲み、途中誰一人トイレに行くことはありませんでした。
購入したときは冷えていたはずのペットボトルの水が、いつの間にか熱湯のように変わってしまいます。
冷たい水がこんなに美味しいなんて。
これまでで一番、冷たい水の美味しさを感じました。
同じ水でも美味しさがぜんぜん違います。
これまで当たり前だったものが、当たり前じゃなくなる。
不思議の国、インド。
とてもワクワクした冒険でした。
一緒に行ってくれたお二方、ありがとうございました!
楽しかった!