こんにちは。ぺこ(@sekaigurashi)です。
最近は格安SIMをお使いの方も多いのではないでしょうか?
格安SIMを使うには、SIMフリーのスマホが不可欠ですよね。
私は以前からSIMフリースマートフォンを使用していましたが、2年以上使用してかなりカクついてきたので、新しいSIMフリースマホを探していました。
散々悩んだ挙句、少し前に「Leicaのダブルレンズカメラ×高性能」で話題になった「Huawei P10」という機種を購入したので、レビューを書きたいと思います。
Leicaのダブルレンズカメラを搭載したSIMフリースマホ「Huawei P10」
私が購入した「Huawei P10」という機種は、中国のHuaweiという企業が作っているSIMフリースマホです。
2017年6月に発売されたモデルで、発売時の価格は65,800円(税抜)。3万円以下で買える、機能的にも必要十分なSIMフリースマホが続々登場しているなか、少し高額な価格設定です。
ハイエンドスマホとまでは言えないかもしれませんが、「安さ」や「コスパ」を前面に出した機種でないことは確かです。
その1番の特徴は、何といっても、「Leicaのダブルレンズカメラ」を搭載していること。
私がこの「Huawei P10」を選んだのも、”カメラの性能を重視”したからです。
そんなHuawi P10の基本的なスペックはこちら。
まずは基本的なスペック一覧
- カラー:ダズリングブルー、グラファイトブラック、プレステージゴールド、ミスティックシルバー
- 対応OS:Android™ 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1
- CPU:HUAWEI Kirin 960 オクタコア (4 x 2.4GHz A73 + 4 x 1.8GHz A53)
- メモリ:RAM 4GB / ROM 64GB / microSD カード(最大256GB)
- バッテリ:容量3200 mAh (一体型)
- 連続待受時間-
- 連続通話時間-
- ディスプレイ:約 5.1インチ, FHD (1080×1920ドット), IPS
- カメラ・・・メインカメラ( ダブルレンズ):1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー、開口部F2.2 / 光学手振れ補正 / 2色フラッシュ / 2倍ハイブリッドズーム、4-in-1 ハイブリッドフォーカス(像面位相差 + コントラスト + レーザー + デプスAF)/ 4K動画撮影・・・インカメラ:800万画素 (開口部F1.9 / FF)
- 通信速度 (受信時/送信時):下り(受信時):最大262.5Mbps(LTE) / 上り(送信時):最大50Mbps(LTE)※1
- 通信方式:[SIM 1] FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/25/26/28/29、TDD-LTE : B38/39/40/41、キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応、WCDMA : B1/2/4/5/6/8/19、GSM:850/900/1800/1900MHz、[SIM 2] WCDMA, GSMの上記周波数(音声通話のみ)
- –、Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac準拠(2.4/5.0GHz), USB Type C (High Speed/OTG対応), NFC,Nano SIM x 2、Bluetooth® v4.2 with BLE,テザリング最大接続数:8台
- その他 測位方式:GPS / AGPS / Glonass / Beidou / Galileo、センサー:加速度, コンパス, ジャイロ, 環境光, 近接, HALL, 指紋認証、VIPサービス:ご購入日から90日間以内に発生した画面破損におきましては、1回に限り、無償にて修理いたします。
- 本体付属品:リモコン付きヘッドセット / ケース / ACアダプタ / USBケーブル ( A to C ) /クイックスタートガイド / 保証書
Huawei P10の特徴と、Huawei P10 Liteとの違いについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
このHuawei P10の下位モデルである「Huawei P10 Lite」の価格は29,980円(税抜)。SIMフリースマホランキングでは今も一位を誇る機種です。
それでは、その2倍以上もする「Huawei P10」は一体どんな機種なのか。
早速見ていきましょう!
早速中身を拝見、開封の儀!
「開封の儀」ってやってみたかったやつなので、やってみます。
まず、箱の外観はこんなかんじ!
なかなか高級感、ありますね。
真ん中が開くようになっています。
開け方に少し戸惑いましたが、この真ん中が割れてスマホが出てくる感じ、かっこいい。
じゃーん!本体はHuaweiのロゴの入ったビニールに包まれています。
これを開けてみるとこんな感じ!
初めて触れた感想は、「薄い!!」
そしてかっこいい!
私が選んだ色は「グラファイトブラック」です。画面と画面以外の部分黒で一体化してかっこいいデザインがさらにスマートな印象になっているのではないかと。
この本体の下にはこんなものが入っています。
白い袋に入った何かと、クイックスタートガイドです。
何かなと思って開けてみると、スマホケースでした!
純正のクリアケースがついているみたいです。
クイックスタートガイドには注意事項と、各名称の説明、そしてSIMカードの出し入れの方法が書かれていますが、まあ読まなくても良い感じ。
箱は2気室に分かれていて、本体が入っているさらに下を覗くとこんな感じです。
この箱上のアイコンから何が入っているのかわかりますね!
そう、重電機器と、イヤホンです。
ACアダプタとUSBケーブル、イヤホンが入っています。
これでこの箱の中に入ったものは全て!と思ったのですが、大切なものが足りない。
そう、あれです。SIMカードを挿入するために必要な、SIMピン!
あれ?入ってない?と思いましたが、こんなところにありました。
クリアケースとクイックスタートガイドが入っていたほうの蓋の部分についてました。
このピンで、SIMカードを入れる部分(電源ボタンと逆サイド)の端にある穴をぐっと挿すとSIMカードスロットが取り出せます。
初めての方は、こんなに押して良いのかな?と戸惑うかもしれませんが、カードスロットが出てくるまで、ピンの先を指してグイっと押してみてください。
Huawei P10本体をじっくり観察!
私がHuawei P10と対面してまず驚いたのが、Huaweiの至れりつくせり感。
クリアケースが標準装備されていることは既にお伝えしましたが、なんと、画面部分には最初からスマホ保護フィルムが装備されていました。
この画像右上に見えるオレンジのフィルム外す部分がありますよね?
これを取り除いた後、強化ガラスの保護フィルムを貼ろうとしたのですが、このオレンジの取っ手がついたフィルムをはがした後に保護フィルムが貼られていました。
危うく保護フィルムの上に保護フィルムを貼ってしまうところでしたが、よくよく見るとどう見ても保護フィルムが貼られていたので、さらにそれを剥がして予め購入していた強化ガラスの保護フィルムを張り直しました。
事前にケースや保護フィルムを買っていなくても、即日使用開始できるように配慮されているのですね。Huaweiなかなかやるな、というのが正直な感想です。
そして、Huawei P10を手に持ってみて感じたのは、その持ちやすさ。
たぶん、女性の手にもちょうどよい大きさと薄さ、デザイン、そして軽さが相まって、とても持ちやすい機種になっているのではないかと思います。
薄さをiPhone 7 plusと比較してみるとこんな感じ(※iPhone 7 Plus はクリアケースを装着した状態です)。
最近のiPhoneと比べても、遜色ない薄さだということがわかります。
この1つ前に使用していたZenfone2に比べると、かなり薄く、軽く、持ちやすく感じます。
画面の大きさもちょうど良く、Zenfone2の時にあった、片手で操作している時に画面の端を押せなくて困るというストレスもなくなりました。
これがLeicaのデュアルカメラ。
本体のデコボコも少なく、カメラが出っ張っているなんてこともありません。
本体下部にある、充電用USBケーブル差込口と、イヤホンジャック。Huawei P10のUSB規格はType-Cです。
機体全体を通してデザインが良くおしゃれで、かなり満足度の高い機種だと思います。
「ここがすごい!」Huawei P10の高評価ポイント
Leicaのダブルレンズカメラは満足のいく性能
Huawei P10の特徴としては何といっても、Leicaのダブルレンズカメラを搭載していること!
そのカメラの性能が気になるところですよね?
Leica製のレンズを使用したカメラが2つ搭載されている背面カメラの性能は、1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー。
いくつか作例を撮ってみたので、その性能の程をご覧ください。
これらの写真は撮影後全く加工等を施しておりません。
まだ人物を魅力的に移すポートレードモードは使用できていないのですが、いままで撮ってみて既に「かなり良いのでは!」というのがHuawei P10カメラの印象です。
カメラアプリを使用しなくても、Huawei P10のデフォルトのカメラに「フィルター」や様々なモードを搭載。
ワイドアパーチャ撮影というボケを調節する機能や、逆光・夜景に強いHDRなどなど、まさに至れり尽くせり!
動画は4Kで撮影可能です。
正直に言うと、カメラの機能に私の技術が追い付いていない状況です。
これだけ高性能のカメラならカメラによるストレスもなく、気軽に良い写真が撮れるのではないかと思います。
便利な操作性。指紋認証での起動が速すぎる
Huawei P10では指紋認証機能がついています。
そしてこれがとても速い!
画面下部中央の部分に触れるとすぐ、画面が起動します。
家にあるiPhone7Plusと比較しても、Huawei P10の方が起動スピード早かったです。
これがとても楽。5本の指の指紋を登録できるので、左右の親指、人差し指など、普段使う指を登録しておけば、ワンタッチで画面を表示させることができます。
やみつきになるくらいの便利さです。
さらに便利な機能がたくさんあり、おすすめなのが、「フローティングボタン」機能。これは画面の隅に丸いボタンが常にでてくるのですが、これをタッチすることで2タップでスリープモードにすることができます。
その他にも、「モーションコントロール」や、「ナビゲーションキー」など便利な機能が満載!
自分好みにカスタマイズして、かなり快適にスマホを操作できます。
超急速充電が爆速でストレスレス!
Huawei P10は急速充電に対応!
通常のスマホは2Aほどで充電するところを、Huawei P10は5Aで充電します。
その結果、以下のような速度で充電可能!
■スーパーチャージの充電時間と充電レベル。
充電時間(分) 充電レベル 5 11% 10 19% 15 27% 30 51% 60 88% 90 100% 備考:上記は参考データです。当該試験データは、電池レベルが2%未満、ディスプレイ消灯、バックグラウンドでのアプリ動作なし、室温で充電したものです。
>>出典 Huawei 公式HP
これはかなり便利!
「あ!充電し忘れた!」という時でも素早く充電できます。
海外でスマホを利用する旅人にもかなり有益な機能だと思います。
ストレスの無いゲームも動画も十分なスペック
Hawei P10にして、いまだ「もたついて困る」という事態には遭遇していません。
すごく滑らかな動作です。
ゲームもちょこっとやるくらい、動画もyoutubeやアマゾンプライムで見るくらい。
これくらいの(一般的な?)使用度なら、まったく問題ないスペックです!
Zenfone2から乗り継いだ私としては、もたつきのストレスがなくなってとても嬉しいです。
「ここがおしい!」Huawei P10のマイナスポイント
デュアルスタンバイとSDカードの両立は不可能
Huawei P10はデュアルSIM、デュアルスタンバイに対応していますが、片方のスロットはSDカードと共通です。
つまり、SDカードを挿す場合はデュアルスタンバイが使用できません。
よく海外に行く人にとっては、しっかりデュアルスタンバイに対応しているほうがありがたいなと思います。
ただ、一個前に使用していたZenfone2は片方のSIMスロットがデータ通信に対応していなかったので、それよりはだいぶ改善した感があります。
ダブルタップでスリープする機能がない
これまで使用していたZenfone2で気に入っていた機能の1つが、起動している画面のアプリなどがない部分をダブルタップするとスリープ状態になるという機能。
これがないのはちょっと残念。
ただ、既に使用したフローティングボタンを使用すれば、2ステップ(2タップ)でスリープ状態にすることができるので、実質的な動作は同じくらいなので慣れれば問題はありません。
防水・防塵や、おサイフケータイの機能はない
キャリアのスマホでよくある、防水防塵や、おサイフケータイには対応していません。
おサイフケータイはいいとして、防水になっていないのはつらいですね。
水没させないように、くれぐれも注意しましょう。
Huawei P10の実勢価格をチェック!
発売当初は65,800円(税抜)だったHuawei p10ですが、今の実勢価格は一体いくらなのか。
2018年2月18日現在の価格.comでの最安値は55,800円(税込)!
現在の価格は、発売価格より約1万円ほどお安くなっております。
実は私はP10が4万円台になるのを待っていたのですが、なかなかならないですね。
私が実際に購入した2017年12月末の価格は、54,300円 (税込)でした(グラファイトブラック)。
数日待つだけでも価格が変更することがあるので、タイミングが重要です!
気になる方はこまめに価格をチェックしてみてください。
Leicaレンズを搭載した「Huawei P10」まとめ
高級カメラメーカーLeicaのレンズを搭載したHuawei P10はいかがだったでしょうか?
カメラ以外の面に関しても、iPhoneでないアンドロイドならではの便利機能がたくさん搭載されており、とても満足度の高い1台になっていると思います。
Leicaのレンズが気になる方には是非1度手に取ってみてほしい機種です。
さらにカメラスペックの高い「Huawei P10 Plus」もあるので、カメラ好きにはこちらもおすすめです。
旅先や日常生活で主力で使用しているカメラの”サブと”して、いざという時に頼りになる存在になるのではないかと期待しています。
次の旅で使うのが早速楽しみです!
以上、今更ながら「Huawei P10」レビューでした。
おまけ:Huawei P10のケースと保護フィルムはこちらを購入しました
最後に、Huawei P10と合わせて購入した品々をご紹介!
きになったら、みてみてください。
ICカードポケットがついたスマートなスマホケース
今まで手帳タイプで開く動作が必要なのが苦手で、ICカードが装着できるスマホケースは使ったことがなかったのですが、Amazonでこちらを発見したのでぽちり。
これ、便利です。
「ICカードケースがないだけでこんなに楽なのか~」と毎日の通勤で痛感しております。おすすめです。
ケースの両脇が、滑り止めでぼこぼこなっているのも高評価!
ICカード×スマホをもっとスマートに!
ICカード一体型のケースに直接ICカードをいれると、スマホとICカードが干渉しあってうまく通れないことがあるとか。
それを防ぐシートがあるので、上のスマホケースと一緒にこちらも購入。
念のためにね。
これのおかげか、今まで一度も改札でエラーになったことありません。
保護フィルムは断然ガラスフィルムがおすすめ
キャリアじゃないスマホは、壊れた時の保険に入ってない場合がほとんど。
(販売会社によって独自の保険プランを用意していることもあります)
ガラスが割れたりしたら、大惨事です。
ちょっと値が張りますが、ビニールの保護フィルムではなく、硬度9Hのガラスフィルムがおすすめです。
万が一ガラスが割れても、画面が割れずに保護フィルムが割れてくれます。
何度ガラスフィルムに救われたことか・・・。
これは、画面の上下が黒くなっているタイプです。
以上です。
最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございました。