こんにちは。
今後はTwitterなども積極的に更新していきたいと考えているぺこ(@sekaigurashi)です。
今回はバックパッカー論と題して、旅に不可欠な「服をどう選ぶか問題」について取り上げたいと思います。
旅をする準備の段階で、服選びに悩むのは誰でもよくあることかと思います。
短期間の旅行の場合、持って行った服を全て1度ずつ着て、そのまま持って帰ってくればいい話。
だけど長期の旅となると、もちろん服を何十枚も持っていくことはできないので、何枚かを着まわすことになりますよね。
その服をどう選ぶべきか、バックパッカー的視点で持論をシェアしてみたいと思います。
良く聞く2大派閥「お気に入り派」と「捨ててもいい派」
バックパッカーのブログを読むとよく見かけるのが、お気に入りの服を持っていくか、捨ててもいいような服を持っていくかという2大派閥。
これ、わたしも旅をするときに悩んだ記憶があります。
お気に入りの服を持っていくことは、わくわくする旅の気分をより高揚させてくれますよね。旅の間に取る写真にだって、お気に入りの服で映れる。
でも、旅に持っていくということは、汚れたり、ボロボロになったり、色落ちしたり、はたまた紛失したりと、日本での安全な服ライフから考えると様々な困難に見舞われるリスクが高まります。
お気に入りの服であればあるぼど、許容しづらい問題です。
また、いくらお気に入りの服だからといっても、旅に不向きな服があるのも事実。
私は旅にはまり始めてからというもの、服を選ぶときも無意識に「これは旅に適しているか」という点が1つの服選びの基準になっています。
この2大派閥における私の結論は、「その旅の性質により異なる」です。
もし、~1年ほどの旅の場合、旅の後それまでの日常に戻ることを考えて本当にお気に入りの服は旅には持っていかず、ある程度お気に入りで旅に適した服を持っていきます。
それがさらに長い1年以上または年数を定めずに旅に出る場合、ある程度自分の荷物を整理して本当にお気に入りの服は旅にもって出ると思います。
人それぞれ服にかける熱意も違うし、この問題にはそれぞれの回答がありますよね。
次は本題の、バックパッカーを極める服選びの話。
バックパッカーに重要なポイントは「絞りやすさ」にある
そう。何といっても長期の旅をするバックパッカーにとって、服選びで何より重要な点は、「絞りやすさ」にあると思うんです。
バックパッカーによって服を何枚もっているか違いますが、一般的に、バックパッカー歴が長くなるに連れて荷物は少なる傾向があります。
特に、東南アジアや南アジアだけを旅する場合(登山する場合を除く)、服は2枚づつで事足りるのではないでしょうか。つまり、今来ている服と、もう1セットで何カ月でも旅するということです。
私も1週間程度の旅で、フットワーク軽く旅したい時は2~3セットぐらいで済ませることがあります。
そうなってくると、服はほぼ毎日洗わなければいけません。
日本のように乾燥機付きの洗濯機で毎日洗えれば何の問題もないのですが、旅の間は洗濯機自体が使えないことが多いです。つまり自分でごしごし洗濯して、自分で脱水し、自分で干すということです。室外に干す場所がなければ、室内で干さなくてはなりません。
自分で手で洗ってみるとわかるんですが、服の材質や厚さによって、洗いやすさや絞りやすさが全く違います。
服の乾燥において最も重要なのは、いかに脱水するかです。絞りづらい服は絞りやすい服に比べると乾くスピードが格段に遅くなります。
数セットしか服がないバックパッカーにとって、その服が翌日までに乾くかどうかはとても重要なポイントとなります。何しろ完全に乾いていない服を無理やりバックパックにつっこんで移動すると、その服は生乾き臭で大変なことになります。
特に短いスパンで移動している場合、この問題はさらに深刻化します。
つまり、バックパッカーにとって服選びで最も重視すべきは、その服がいかに絞りやすいかにある。
というのが私の結論です。
ちなみに、アクリルのような繊維のごわごわした服だと、絞る際に手が擦れて真っ赤になります。その原理はアクリルたわしを思い浮かべてもらえればわかりますね。
でもその服を絞るのうんざりしてそのまま干してしまうと、ほんとに乾かず苦労します。
というわけで、旅の服選びに悩んだ時は参考にしてみてください。
バックパッカーをするときは是非「絞りやすい服」をもって、清潔なバックパッカーライフを!!