なますて!
どうも、ぺこ(@sekaigurashi)です。
今日はハンピでなぜか1日半も、まるまるマクラメ作りに没頭した件について。
ハンピでマクラメ作り習えますよ~な話題です。
マクラメとはなんぞや
マクラメとは、紐で作るアクセサリー。
珍しくWikiに良い解説がなかったので、コトバンクから引用。
ノッテッド・レースの一種で,マクラメ・レース,アラビアン・ノッテッド・ワークともいう。紐類を結びながらレース状にする手芸の技法で,もとはアラビアのラクダの背につける麻袋の房結びから発達したとされている。名称はアラビア語のミクラマmiqrama(組紐),トルコ語のマクラマmakrama(タオル)に由来する。8世紀ころムーア人が中東からスペインへ,12世紀ころには十字軍によってイタリアへも伝えられ,寺院の装飾品や僧服の房飾などに用いられた。
南米の発祥かと思ってましたが、アラビア系の子だったんですね。
でも私が想像するマクラメって、レースじゃなくて、石を囲んだネックレスやブレスレットなどのアクセサリーです。
このマクラメ実は前から気になっていて、日本でマクラメを習えるワークショップを探したのですが、いかんせんお高い。1つの講座で1万円くらいしたり。
やりたい、やりたいんだけど、ちょっとそれは・・・と二の足を踏んでいたのでした。
ハンピを散策中に見つけた石のお店
ハンピ村は、石系のお店と、革製品のお店、そして近くの村の伝統工芸品を扱うお店が多かったです。
そんななか、わたしが見つけた良い感じの石のお店。
店頭にマクラメが飾ってありました。そこで店主に「これ作ったんですか?」と聞くと、「YES」の返答。
そしてなんと、マクラメ作り教えられるとのこと!!!
まじすか!
そのおじちゃんが後光がさして見えました。
しかし、マクラメを作るとなるとどのくらい時間がかかるのか。そして、このおじちゃんふっかけてこないだろうな?
といろいろと確認。
すると、マクラメは時間がかかるから予定がなくて、午後の日差しが落ち着いてきて暑くないころに来た方がよい。
そしてマクラメ作りのお値段は、石の値段+紐の値段だけでいいとのこと。
「やった!」という喜びの気持ちと、「ほんと?」という疑いの気持ち。
結果、チキンの私は後日ゲストハウスで出会った友を引き連れて参戦することに。
そしてそのアクセサリー作りの石の選び方ですが、普通に選ぶのもいいけど、チャクラを診断してその人に合った石を選ぶと良いということ。
やばい。なんかスピリチュアルな話になってきた。
・・・面白そう。
と、インドのスピリチュアルな世界を興味本位で覗いてみる決意をしたのでした。
チャクラとはなんぞや
チャクラって・・・説明を受けた私もよくわかっておりません。
「なんじゃそりゃー!」というツッコミがどこからか聞こえたので、Wikipediaさんに聞いてみたい思います。チャクラに関してはすごく良い解説が載っておりました。
一部引用させていただきます。詳しく知りたい方は下のリンクから飛んでみてください。
チャクラ(梵: चक्र, cakra; 英: chakra)は、サンスクリットで円、円盤、車輪、轆轤(ろくろ)を意味する語である。ヒンドゥー教のタントラやハタ・ヨーガ、仏教の後期密教では、人体の頭部、胸部、腹部などにあるとされる中枢を指す言葉として用いられる。
略
現代のヨーガの参考図書で述べられる身体観では、主要な3つの脈管と、身体内にある6つのチャクラ、そして頭頂に戴く1つのチャクラがあるとされることが多い。
ほうほう、ヨガの世界観の一つでもあるんですねー。
とりあえず、チャクラは身体の中央に縦に7つ並んでいるイメージらしい。
そのチャクラを読めるというスピリチュアルな方がインドにはいて、そしてちょうどこのお店にもいるとのこと。
そしてそのチャクラ診断は無料とのこと。
どうせ石を選ぶなら・・・。
と後日友という道連れと一緒にやってもらうことにしました。
前回訪れたときに、チャクラ診断で使うというストーンステッキ?(小さな棒状の石)を見せられていたので、それを使って怪しい儀式でもするのだろうかと思っていました。
しかし、実際のところ、そのチャクラが読める人と向かいあって見つめあうだけ。
その人が上のチャクラから順に診断していきます。
上から
- 第7のチャクラ(下の写真では1)・・・頭頂部/霊性・ご先祖様や家族について
- 第6のチャクラ(写真では2)・・・眉間/直観、知恵
- 第5のチャクラ(写真では3)・・・喉/コミュニケーション・表現
- 第4のチャクラ・・・心臓/愛、感情
- 第3のチャクラ(写真では5)・・・みぞおち/?パワー?ホルモンバランスに関係?
- 第2のチャクラ(写真では6)・・・おへその下/?性?ホルモンバランスに関係?
- 第1のチャクラ(写真では7)・・・尾てい骨/大地とのつながり
ここのチャクラは良い。ここのチャクラは問題がある。という感じで説明してくれます。
問題があるところはさらに掘り下げて、原因を探ったり。
5(第3のチャクラ)と6(第2のチャクラ)についてはホルモンバランス(生理周期なのか?)と関係があるとかで、あまり説明してくれなかった。
私の場合、これまで受けたどの占いよりも当たってると感じました。
(しかし、思い返してみれば、これまで占いらしい占いを受けたのは横浜の中華街で受けた1度だけだった。しかも手相占い)
ちなみに、私の次に受けた友人はあまり当たってないと言ってました。(笑)
この紙上だと、一番上の①となっているのが、一般的には第7のチャクラと言われているもの。順序が下から上でなく、上から下に診断されたので、そのせいかと。
とりあえず、その診断結果をもとに、問題があるというチャクラを改善してくれる石を選びます。
店主が石の本を引っ張りだしてきて、この石は・・・・という長い長い説明が始まる。
はっきりいってチャクラにそんな思い入れのない私たちはそこまで求めていなかったが、日本人っぷりを発揮して大人しくその説明を聞き、良さげな石を決定。
私が選んだ石は、
アポフィライト
店主の説明によると、第6のチャクラを改善するのに役立つ石とのこと。インスピレーションの力を高め、何かを決断するときの助けとなる石。
このお店には白から淡い黄緑色の石が多かったです。
天然石意味辞典の説明によると、
アポフィライトはその美しさからファンの多い石です。色も多彩で、グリーンのものは希少性が高く、特に人気があります。
非常に浄化力が強い石で、場をクリーンにし、感覚をクリアにする助けとなってくれる石です。
とあるので、間違っていないかも。
友人が選んだ石は、
ダイオプテーズ
店主の説明によると、第4のチャクラを改善するのに役立つ石とのこと。
深い緑の石が多かったです。
天然石意味辞典の説明によると、
大きい結晶が非常に少ない為、加工品として流通することは稀ですが、素晴らしいヒーリングの力を持つ石です。
ダイオプテーズはエネルギー的なものも含めて毒素を排出する力を持ち、心身ともに健全であることを助けてくれる石です。
とのこと。
石についてまったくの初心者である私たち。
この決定がいかがなものなのか、全然わかりません!!
ということで、特に異論はなく、その種類の石をたくさん机に並べてどの石にするか決めます。
ダイオプテーズはそんなんい石の種類なかったですが、グリーンアポフィライトはたくさんありました。おけげで選ぶのも一苦労。
結果的に、2人して石を2つも選んでしまいました!!
そしてどちらもマクラメにしてしまうことに。
はたして・・・。
マクラメは想像以上に根気のいる作業である
石を選ぶだけで想像よりだいぶ時間がかかりました。
15時過ぎにお店に行っただけに、ちょっとこの後が心配。
肝心のマクラメですが、タイで知り合った友人から習ったという私より少しマクラメ歴のある、このとき一緒に来てくれた友いわく、
「前習ったやつより簡単」とのこと。
簡単な石包みのネックレスのようです!
しかし案の定、1つ目のマクラメ作りの半分が終わったあたりでタイムリミット!
夜8時過ぎとなっておりました・・・。
翌日の朝にまたお店で集合するということで、解散。
隣のお店がまだ開いていたのでそこで夜ご飯・・・。
ふいー。
翌日朝9時過ぎにまたお店へ。
毎朝こんな時間にお店開けてないが、このマクラメ教室のために開けてくれたらしい。
すまん、ありがとう店主。
机の裏のもはや定位置となった場所につくと、私たちはもくもくとマクラメ作り。
あみあみ。
あみあみ。
あみあみあみあみ。
しかしこの日はなんと、朝から停電。
もともとこの店には扇風機と天井のファンがあるのみですが、それがついているかいないかで、室内温度は全く違います!
私たちは汗をだくだくかきながら、マクラメ作り・・・。
携帯で音楽かけながら・・・。
疲れたら、石を眺めに外にでる。
なかなかいい時間。
気が付くと、すでにお昼を過ぎていました。
するとなんと、店員さんが昼食を私たちの分も用意してくれていました。
店員さんのお母さん作らしい。
なんていい人なんやーーー。
こんなところでタダ飯を頂くなんて。
これを食べて休憩。
あまり辛くなく作ってくれたみたいで、とても美味しかったです。
1個目が終わって、やっと2個目にとりかかる。
この日のうちに終わるのかどうか、不安になってきました。
私たちは、この日の夜ハンピを離れる予定なので焦ります。
午後もひたすらマクラメ作り。
あみあみ。
あみあみ。
あみあみあみあみ。
夕方になるとさらに焦りがつのります。
さらに、なんとマクラメ経験者の友人は私よりさくさく作業。
夕方ぐらいに2個のマクラメアクセサリーを完成させていました。
私は持ち前のマイぺースさを発揮し、なかなか終わらず。
シャンティ、シャンティ(ゆっくり落ち着いて)なんて言っている場合じゃなかった!
ごめーん!
と言いながら、あきらめずもくもく作業。(ごめん、ほんとごめん)
しかし優しい友人は励ましてくれる。
いやほんと、良い人と知り合ったものだ。
日もすっかり暮れたころにやっとこさ完成。
こう見ると、すごく簡単そうなネックレスですよね。
でもこれ作るのにまるまる1日半かかってますからね!!
でも、マクラメ初心者としては、大大大満足!!
いやー頑張った。
これをつけると、一気に旅人感が出ます。
どうしても旅人感がにじみ出てくるのが気になるところですが、この後インドでは常につけていました。
お気に入りです!
気になるお値段ですが、石の値段だけ石を選ぶときに教えてもらっていたものの、完成するまでお金払ってなかったので全体のお会計がいくらかは知らず。
もろもろ全部終わったあとにお支払いしました。
その肝心のお値段なのですが、店主の書き付けを保管しておいたはずなのに、その紙を紛失してしまったもよう・・・。
やってもうたー!
こうならないように、紙類は全て保管するようにしていたんですが、しかも帰国してからもその紙をみた記憶があるので、このブログを書いているうちになくしてしまったみたいです・・・。
このお店の名刺ももらった覚えがあって、それもないので、一緒になくしたみたいです。
悲しい。
でもたぶん、このマクラメネックレス2つで1000Rs(2000円以下)もいってないと思います。
(記憶違いだったらごめんなさい。最近大掃除したため生存は絶望的ですが、もし店主の書きつけが発掘されたら正しい金額に訂正します)
ただこれは、どの石を選ぶかで変わります。
同じ石の種類でも宝石みたいのもあるからね。あれは高いのでしょう。
私たちは、石の値段だけは知らされていて、あまりの安価で店主とその弟子?の大の大人二人を1日半も働かせてしまったことに恐れおののき、それぞれ他のお買い物をして売り上げに貢献しました。
友人はピアスをいくつか大人買い。
私は日本でもマクラメ作りに励もうといくつかのルースと、リングを購入。
石は詳しくないので、なんの石なのかよくわかっておりません。
それとリングはこんなの。
記憶が曖昧ですが、このリングが一番高かったような??
そんなこんなで超絶お世話になった店主に別れを告げ、ゲストハウスへ急ぎます。
ゲストハウスに預けていた荷物を回収し、バンガロールまでいく仲間も増え、3人でハンピバザールストリートの道の横のバススタンドへ。
ぎりぎりハンピ発ホスペット行のの最終バスに間に合いました。
危ない危ない。
だいぶハンピで時間をくったマクラメ作りですが、スピリチュアルなチャクラ診断含め、とてもおすすめです。
本当はマクラメ作ったあとに、チャクラセレモニーって名前だったかな?いや、チャクラヒーリングかな?何かを石にするらしかったのですが、時間がないのでパス!と断ってしまいました。
それがなんだったのかは謎です。
試した方いたら教えてください!
このお世話になったお店、感謝を込めて宣伝しておきます。
TIBETAN ARTS
となってますね、写真見ると。
地図上にお店の名前がないのですが、マンゴーツリーというハンピでは有名なお店の通りの突き当りらへんです。
地図上でいうと、このあたりかと。
お店の名刺もなくしちゃったからなぁ。
とほほですね、すみません。
気になっちゃった方、ぜひお店に足を運んでみてください!
ちなみに店主はオンシーズンだけいて、オフシーズンは北インドの山の方で修行したりしているらしいです。
後光がさしている店主に会いたい方はオンシーズン(12月から3月)くらいに行くと会える確率が上がるかもしれません!
それでは!