なますて!
ぺこ(@sekaigurashi)です。
今回はチェンナイからマハーバリプラムへのバス移動について書いていきたいと思います。
大都市チェンナイから海沿いの小さな街マハーバリプラムへの旅の模様です。
いざ。
マハーバリプラムってどんなとこ?
世界遺産と海
みなさん、マハーバリプラムと聞いてどんなところか思い浮かびますか?
インド通以外の方にはちょっと耳慣れない名前かもしれません。でも、この写真を見れば、「あー!あれね」となるはずです。
そう、この落ちそうで落ちない世界遺産です!
どこかで見たこと、ありますよね?
マハーバリプラムは世界遺産に登録されている遺跡がいくつもあるため、観光地として栄える小さな町・・・いや村です。この石以外、意外と地味な遺跡群ですが、研究としてはかなり重要な遺跡らしい。
またマハーバリプラムは海に面していて、これまたビーチがあり、魚が食べられるらしいと聞き、楽しみにしていました。インドに来てからシーフードに縁がなかったので魚が食べられるのは魅力的です。
ポストハンピ?
ここまで聞いて、どことなくハンピを思い浮かべた方、いらっしゃいますか?
ハンピほど異世界的な岩の風景ではないものの、岩でつくられた遺跡が有名で、小さな村で、観光地。
マハーバリプラムで感じる雰囲気は、どことなくハンピに似ています。ハンピには海がなく、マハーバリプラムはハンピはど岩々していませんが。
もしハンピみたいな空気感が好きで、海が好きな人なら沈没すること間違いなしの村です。
マハーバリプラム行きのバスが出るのは、CMBT
チェンナイのどこからマハーバリプラム行きのバスが出るのかは、事前にインド政府観光局で確認していました。
そのバスターミナルは、CMBT(Chennai Moffussil Bus Terminus)と呼ばれる巨大ターミナルで、長距離バスが発着します。ただ、チェンナイ中央駅から少し離れているため、その付近に宿を取っている場合はまずそのバスターミナルまで移動する必要があります。
このCMBTへの経路を調べると、Broad Lands近くのバス停から一本のバスで行けることが判明。
出発の日朝早くゲストハウスを出た私は、すぐ近くにあるバス停へ向かいました。すると、このあたりの野良犬か飼い犬かよくわからない犬が猛然と私に吠えてくる・・・!
このとき私は巨大なバックパックに目に鮮やかな蛍光イエローのカバーをつけていて、その様が犬の警戒心を誘うよう。このあとマハーバリプラムの宿の犬にも吠えられました・・・泣
もともと犬派だった私が、海外を旅するにつれて猫派に傾きつつあります。
日本の犬は可愛いんですが、海外の犬は怖いです・・・。狂犬病の恐れから、噛まれたら病院行かないといけないので、可愛らしくじゃれついてきたとしても飼い犬意外だと恐怖。
みなさん、蛍光イエローのバックパックカバーにはご注意を!
私が半ば泣きそうになっていると、その辺りで寝てた近所の人だと思われるおじちゃんが助けてくれました。そのおじちゃんには従順ないい子らしい・・・。俺がなだめるからはよ行けと言われてしまいました。
犬のショックを引きづりつつ、無事バス停へ到着。
お目当てのバスは27B。時刻表上5分間隔で来るバスなので、わりとすぐバスがきました。バスに乗っていると、チェンナイという都市の大きさがわかりました。
バスで1時間くらいでCMBTに着くのですが、その間チェンナイの街はずっと続いていました。
途中海産物の市場があったので、そこも探索したかったです!!
揺れるバスでバックパック担いで踏ん張ること1時間。この27Bのバス料金を忘れてしまったのですが、10Rs前後だと思います。
バスターミナル付近の道は既にバスだらけ。
到着したバスターミナルは前情報通りの巨大さです。デリーにあるバスターミナルに次ぐインドで2番目に大きなバスターミナルだとか?
近くにメトロ駅がありますが、チェンナイ中央駅とを結ぶ路線はなし。チェンナイ国際空港からはメトロで繋がっているみたいです。
ここに停まっている黄色のバスは主にチェンナイ内を走る短距離の路線バスです。
長距離バスに乗るため、バスターミナル内を歩いて中央のターミナル建物に向かいます。
かなり大きくしっかりした建物でした。
この時手持ちのお金が少なく、ATMでお金を降ろす必要がありました。小さな村であるマハーバリプラムではATMがないという可能性を考えると、できればチェンナイにいるうちに両替しておきたい。
このターミナル建物内をきょろきょろすると、ATMあり!(たしか、State Bank of India)やった!と思ってお金を降ろそうとするも、数台あったATMは全て使えませんでした。他にお金を降ろそうとしていたインド人と四苦八苦しましたが、全くダメ。どうやらATM内のお金がからっぽみたいでした。
でもバスターミナルに一応ATMはあったのでご参考までに。(使えないと意味ないですが)
この建物の反対側に出ると、たくさんの緑のバスが並んでいました。
このどれかがマハーバリプラムへ向かうバス・・・。
探すの大変。
制服姿のおじさんに聞きながら探すこと20分くらいでしょうか、やっとマハーバリプラム行のバスを突き止めました。
なんかお目当てのバスに近づいてからが長かったです。
マハーバリプラム行のバスというより、プドゥチェリーに行く途中のマハーバリプラム付近の大通りで降ろされるという感じのよう。
私が乗ったバスはこの辺りから発車しました。
バスからの眺めはこんな感じです。
巨大なバックパックを持っていたからなのか、もうだいぶお客が集まっている先に出るバスでなく、まだ客が全然いない後発のバスに乗るように言われました。
好きな席に座れるからまあいいのですが、いつになったら出発できるやら。
・・・結果的にバスで待機したのは30分もないと思います。思ったよりすぐ客が集まりました。
チケットはバス車内で買うので事前にどこかでチケットを手に入れる必要はありません。
客が集まってきたころにきた車掌さんにお金を払ってチケットを買います。マハーバリプラム北の大きな道路にあるバスストップまで45Rsでした。
半分ぐらい客席がうまったころに来た運転手は、このバスがマハーバリプラムに行くことを教えてくれた人であり、出発直前に食べ物を買いに行った客を待ってあげる優しい人なのですが、クラクションを鳴らす頻度がえげつない。
そしてこの運転手がわざわざ調節しているのかと思うほど、信じられない爆音。
運転手の隣の席に座ってしまった私・・・・。耳が痛い。
耳せんが欲しかったです。
そして、この前が全面ガラス張りの車体のバスの最前列は、運転が荒いインドでは恐怖でした。やめてーぶつかるー!って感じです。下手な絶叫マシンより怖いかもしれません。もちろん、シートベルトなんてものはありませんよ!
眠くても寝るに寝れませんでした。
寝れずに約2時間。晴天のなか、バスはぐんぐん大きな道路を進み、マハーバリプラム北のバイパスに到着。
もう少しで着くというところで、隣の運転手が準備するように教えてくれました。
降ろされたのはこんなところ。
もっと先に道路沿いのバス停が見えますが、その手前のマハーバリプラムの中心街へ向かう道路に接続する地点で降ろしてくれました。
(その後ちゃんとバス停にも停まってました)
こっちがマハーバリプラムへ中心部へ向かう道。ちょうど降ろされた地点で道路が2手に分かれています。
ここから宿などが密集するマハーバリプラム中心部までは少し距離があります。
とは言っても、Google Mapでは徒歩15分。
歩けない距離ではないので、仕方ない、歩くか。と思っていると、ちょうどそこにバスが!!
それは黄色いバスで、もしや?と思い、慌てて車掌さんにマハーバリプラムに行くか聞くと、行くという。
これはラッキー!!
この地点から、マハーバリプラム中心部にあるMahabalipuram Bus Stationまで7Rsでした。
チェンナイからマハーバリプラムに移動するのにかかった料金は、
- 宿近くのバス停→CMBT :10RS前後?
- CMBT→マハーバリプラム北バイパス :45Rs
- 北バイパス→マーバリプラムバスステーション :7Rs
となりました。
CMBT以降の、運賃45Rsと7Rsは、ちゃんとこの時にメモしてるのでたぶん間違いないかと。
タミルナドゥ州のバス運賃安いですね!!
カルナータカ州州ではバンガロールのからマイソールが124RS、バンガロールからハンピが630Rsでした。
過去記事はこちら
CMBTから2時間なら、チェンナイから日帰り観光もできそうです!!
以上、今回はチェンナイ→マハーバリプラムへの道のりでした。
マハーバリプラムの様子についてはまた後の記事にてお送りします!!
それでは。